【グローバル人材は避けられないニーズ】
留学に行くか行かないかは、自由です。
しかしどちらの道を選ぶにしても「グローバル人材になる」というのは避けられないニーズだと思います。
経済産業省が行った調査で企業におけるグローバル人材の定義を次のように規定しています。
(1) 現在の業務において他の国籍の人と意思疎通を行う必要がある
(2)意思疎通を英語で(あるいは母国語以外の言語で)行う必要がある
(3)ホワイトカラー職の常用雇用者である
この定義に基づき、企業を対象にヒアリングとアンケート調査を行い、グローバル人材率の平均値が発表されています。
その結果、2012 年時点で4.3%だったグローバル人材率は、2017 年には 8.7%と 2 倍近くに上昇予定。
企業規模別には、「299 人以下」の企業が 5.6%から 7.2%、
「300 人~1999 人」の企業が6.9%から 8.7%、
「2000 人以上」が 11.0%から 17.8%
と、企業規模が大きいほど グローバル人材率が高く、2017年には全体的に高まる傾向にあるようです。
ちなみに、「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている英語力を、入社前に身に付けて欲しい」という企業に限ってみると、2012年時には 26.1%だったものが、2017 年には 42.9%と半数近くにまで上昇するとの結果が示されています。
決して
グローバル人材=英語が話せる人
とは思っていません。
留学したから、自動的にグローバル人材になれるわけではありません。
全ては自分次第なのですが、留学するにしてもしないにしても、どちらの道を選ぶのしても、来るべき未来を意識して、自分に力を付けていく必要がある時代だと思います。